ワーキングホリデー制度。
互いにワーキングホリデー協定を結んでる国同士、
30歳までであれば、1年〜最長2年間、仕事や観光など出来る制度。
自分は28歳の時ワーキングホリデーでオーストラリアへ向かった。
その想いは20の時にオーストラリアのケアンズで
語学留学を3ヶ月した時からずっと抱いていた。
その後日本で色々しながら仕事やプライベートを楽しんでいたけど、
やはり人生で1度はいかないと!!という気持ちがあり、
3年半働いていた投資信託会社を辞め、オーストラリアへと飛んでった。
2008年の2月に飛んで、オーストラリアで1年間ワーキングホリデーで過ごし、
その後オーストラリアで専門学校へ行き、就職し、日本へと帰国。
計6年間オーストラリアで過ごすことになった。
ワーキングホリデーのビザも自分でオンラインで申請。
実際海外旅行は結構してたけど、ビザを申請したのは初めて。
正直大丈夫か!?って疑いながらもワクワクとドキドキで緊張してた初日。
空港で同じくピックアップ待ちだった日本人の男性とすぐに友達になり、
その後メルボルンでは1番の友人になった。元々シェフだった彼から料理を
たくさん教えてもらい、一緒にエアーズロックなどにも行った。
ホームステイ先はオージーの旦那さんとマレーシア人の奥さんの所だった。
すごい広い離れの部屋ですごく快適だったのと、
アジア人の多さや素敵さもオーストラリアで知る事になった。
メルボルンという街が本当に多民族な地域なんだというのも
目や肌で感じる事ができた。
人生初のシェアハウス。
初のシェアハウスは正直やばかった。。。。
学校に近かったから日本人の女性と2人でのシェアハウスだったのが。。。
非常に神経質な人で夜10時以降はあまり動かないでくれと言われた。笑
え!???Don't move的な!?ってびびった。
そこを2週間で逃げ出し、友人のつてで入ったシェアハウス。
7人暮らしで女性5人にところ。正直綺麗とは言えない家だったけど、
ここで自分は本当に良い巡り合わせと出会えた。
そこで出会う人達は全員素敵で楽しく、いつも笑っていられた。
ここのおかげでずっと続いていられるような友達が出来た。
メルボルンで出会った数多くの大学生達と話しをしているうちに
もっともっとこの国にいたい!そして勉強したい!と思うようになった。
その後オーストラリア国内を旅行し、パースへたどり着く。
ワーキングホリデーの残りの半年ほどをパースで過ごし、
学生をしようと決意をする。
英語も勉強し、専門学校へ入り、長い時間をパースで過ごした。
メルボルンでもパースでも数多くのワーホリさんと仲良くなった。
日本にいたときとは考えられないくらい簡単に色んな話しができ、
仲良くなれた。そしていろんな形のワーホリがあるんだって感じた。
30歳ギリギリでワーホリに来る通称「ギリホリ」さん
1年ではなく、所定の場所で働いて2年間過ごせるようにする「セカンド」さん
「旅をしに来た」「英語を話したくてきた」「ファームで働く為に来た」
「夫婦で来た」「彼氏彼女置いて来た」「あまり目的内から何となく」
「日本の現実が嫌だった」「出稼ぎにきた」「大学休学してきた」
ホントなんでもあり。そして色んな各地からやってきて、
同じ環境で過ごしていく。
お金に余裕ある人も、無い人も、勉強たくさんする人もしない人も、
飲みあるいて女の子や外人さんに声かけるかけられるのを楽しみにしてる人。
どんな形であれ、それがその人のワーホリスタイルであり、
ワーホリの楽しみ方なんだと思う。
振り返って感じること。自分はお金に余裕があったから、
旅行もして勉強もして、バイトもしてって感じだった。
だからあくまで個人的には、ワーホリという長い夏休み、
働くことだけじゃなく、そこでしか見れないもの、景色、人、等
お金をかけてでも見るスタイルがいいなって感じる。
所詮他の国にいけば自分達は外国人で一時滞在者。
お邪魔してるだけだから、その国の政治とか大変な部分に目を向けずにも済む。
なのであれば、楽しい部分を精一杯見て感じるのがいい。
だから日本で会うこれからワーホリに行くって人に会うと、
なるべくお金を持っていったほうがいい、働きすぎず楽しんで!て伝える。
たったの1年や2年じゃビジネスで使えるほどの英語力までは伸びない。
日常会話、旅行などには困ることはなくなるし、
英語で友人達と会話くらい十分出来るようになる。
楽しむんだ!ってことがワーホリに取って一番重要なんじゃないだろうか。
当初ワーキングホリデーに出る前、日本で働いていた同僚に、
「本当にいくのか?」「キャリアはどうするの?」等と聞かれた。
確かに日本にいて、日本で働き続け、キャリアを積んでいくのも良い事だと思う。
でも自分はワーキングホリデーを通し外国に住んで良かったと感じる。
外の国から見る、日本の素晴らしさと同時に改善した方が良い点。
小さい尺度で見ていた景色が、視野が広がりより楽な気持ちで
色々感じられるようになる。
国籍、民族、言語という意識、仕事のスタイル、生きて行き方、
自分にあった価値観は大きく変わり、本当に良かったと思う。
だから日本の企業や大学ももっと積極的に人をワーホリに行かせたほうが良い。
世界というものを見て、感じてくるそれだけで、人生や社会、企業にとって
とても良い感覚になっていくと思う。
口だけのグローバル化ではなく、より実体験を基に作られたグローバル化が
これから重要視される世界になって欲しいなと思う。
行きたいなって悩んでる人は結構たくさんいるはず。
迷わずいこうよ!って思う。
上で言ったようにお金はあったほうが良いけど、無い人も山ほどいる。
全財産10万しか持って来てないってのも普通にいる。
しかもたいていは何とかなってる。笑
ワーホリって制度、30までとは言わずもっと広げてくれたらいいのにな。
0 件のコメント:
コメントを投稿