ワーキングホリデーや留学、永住等でオーストラリアに行く人
働いている人に一番響いてくるところ。給料。
オーストラリアの給与水準は現在の日本と比べると良いと感じる。
ローカルのウエイター等でも飲食店で年間給与が400万〜450万ほど。
パートタイムジョブに関しては地域差はあるけれど、
時給$18ドル〜なんてのも普通にあるし、日曜は2倍、
公休の日に働いたら3倍もらえるなんてのも結構多い。
じゃあなんで高いのか?って事。
それはつまり物価が高いからなんだってこと。
リビングコストは正直日本に比べるとかなり高い。
家賃、光熱費もろもろ非常にお金がかかる。
そして食費。外食の高さにはびっくりさせられる。
比較的アジア系のレストランは安く食べられるが、
ちょっとこじゃれた場所やカフェなんかで、ランチをしようものなら、
お昼で$20なんて普通にかかっちゃう。
600mmのコーラは$3前後はするし、空港でボトルの水を買うと$5はする。
昔はもっとオーストラリアドルも弱く、まだまだ安かったから、
オーストラリアのワーホリはあまりお金がかからないとされてきた。
でもこの10年くらいは全然そんな事はない。
むしろ結構なお金がかかる国である。
しかもせっかくの海外生活を楽しもうと思うと余計にお金がかかる。
ツアーにせよ、フライト、交通費も結構なお金がかかるし、
単純に旅行をしたい!と思ったら結構高くつく国なのである。
その点日本はどうだろうか?
100円以下で水が買えて、300円で外食も出来る。
家の規模も小さいにしても単身用の住宅も多い。
物価が安いってことはつまり給与水準も安くなるってこと。
オーストラリアで働く側になれば恩恵が結構受けられる。
給料も高い水準であり、病欠でもお金も出る。
有給も4週間ほどあったり、(もちろん会社によるけど)
それなりにしっかりとしたお金が稼げるので、
オーストラリア国内で住んでいくのも十分楽しめる。
もちろん一時滞在などでも楽しむ方法はある。
節約にあたまを働かせて、バイトでそれなりに稼いだりとか、
考えれば十分楽しむ事は可能。
オーストラリアで住むなら、ワーホリ行くなら、楽しみたいなら
それなりのお金を持っていくか、あちらで良い仕事をみつけるのが一番だと思う。
安く雇われがちになりやすいジャパレスなどは仕事をゲットはしやすいが、
それなりの給料しかもらえなかったりするのも事実。
ローカルでも同じ様な事は起きるけど、ちゃんと明確に確かめる必要はある。
残念な事に都合の良い様な物価は安いけど給料が良い国ってのは
あまり無いんじゃないかなと思う。
人に払うお金が大きくなればなるほど、物価を高くするしか無く、
物価だけが高い水準で、給料が安いと消費が停滞してお金が回らなくなる。
お金が消費され、それが給料として循環していくバランスがあり、
そのバランスが壊れると崩壊する。
オーストラリアにいて給料や生活費っていうのが
おそろしく日本と違うのをわかれただけでもありがたい経験。
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